はじめましてぐぅーはんと申します。
キャンプ用品をそろえていくとコット(キャンプ用簡易ベッド)は気になるアイテムですが、この記事を読んでいるということは購入に迷われているのではないでしょうか?
正直なところ「コットって本当に必要なの?」とか「どんなものだったら失敗しないのか?」など、筆者も購入するまで悩みました。
筆者自身すべてのコットを知っているわけでは無いですが、私の経験や周りの人たちの話から購入を考えている方へ、すこしでも理解しておいて欲しい注意点を書き記していきますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
コット購入の3つの注意点
それでは注意点を言っていきますが、まず初めに本当に必要なのかどうか?から解説していきます。
そもそもコットは必要?
先に言っておくと、コットは絶対に必要というアイテムでは無いです。
基本的には普段の生活と同じく、ベッドで寝るのか床に布団を敷いて寝るのかの違いでしかありません。
ただ自宅で使うようなベッドと違う点は、生地一枚の簡易ベッドでしかなくキャンプチェアの延長線上的なアイテムなので、どんなに高品質なコットでも寝心地はそれなりです。
とは言えキャンプの場合は野外ですので地面の固さや温度を直接受けずに済むことから、マットなどを使って寝転ぶよりは寝心地が良いでしょう。
もうひとつメリットを言うと、高さがあることで水没から身を守れます。
雨の日でのキャンプだと場所によっては水浸しになる恐れもあるので、コットを使うことで水濡れから回避できるのは大きな利点です。
と…ここまで読まれて、どう思われましたか?
繰り返し言いますが、コットを使う理由は寝心地と水没の回避といったメリットしかありませんし、あとは見た目やロマン的要素が大きいでしょう。
先にも言ったように絶対必要なものでは無いですが、「それでも欲しい!」と思われるのであれば購入されても良いかなというアイテムです。
荷物の量が増えます
最近流行りの2wayタイプのコットなど、軽量でコンパクトな商品も数多く出てきましたが…
コット単体で見れば確かにそれほど荷物になる感じでは無いのですが、キャンプとなると他の道具もあるので持ち運びの面では結構ジャマになるくらいの大きさと重さになります。
オートキャンプ場などで車を横付けできて荷物運びがほとんど無いのであれば心配ありませんが、車移動だとしてもキャンプ地によっては歩かなければならない場所もあるでしょう。
徒歩やバイクでのキャンパーさんだったら正直なところ、かなり困るくらいの大きさと重さです。
勘違いされても困るので言っておきますが、別にコットを批判しているわけではありません。
ただキャンプの場合は、荷物の量や重さが自分自身を苦しめてしまいます。
コットを購入されるのであれば、荷物の量も増えてしまうということを理解しておく必要があるでしょう。
設営の手間も増えます
当たり前の話ですが、アイテムが増えれば設営の手間も増えます。
テント・タープ・テーブル・チェア・焚き火台などなど、ひとつずつの組み立てやセッティング自体はそれほど時間がかかるものではありませんが…
アイテム数が増えれば増えるほど設営時間がどんどん伸びてしまい、休むヒマも無くなってしまうかもしれません。
と言ってもコットの組み立ては数分もあれば出来ますので、それほど時間を取られるというわけでは無いです。
でも本音で言えば、何度もキャンプに行くようになると…単純に「めんどくさい」と感じるようになります。
初めの頃は組み立てたりセッティングしたりすることも楽しいのですが、キャンプをやればやるほど使わないアイテムが増えて自然とシンプルになっちゃう人も多いので、設営の手間も考慮しておいた方がよいでしょう。
当たりハズレがある
これはコットだけの話では無いのですが、キャンプ用品は不良品とまでは言わないまでにしても品質があまり良くない状態の商品もあります。
テントやチェアにも当てはまることで言うとコットも生地とフレームで出来ていますので、生地の縫い方やフレームの強度など同じ商品だとしても個体差が出てしまうのは半分仕方ないと思ってください。
「そんなの納得できないよ」と思われるかもしれませんがここで噓をついても意味が無いですし、筆者自身も何とかならないのかなと感じている現実です。
ここで想像してみて欲しいのですが…コットの場合は全体重が乗っかりますので不具合があったらどうでしょう?
もしかしたら寝ている間に生地が破れたりフレームが壊れたりして落下するかもしれませんし、そこまで酷くなくてもギシギシ音がうるさかったり安定感が無くてガタガタするかもしれません。
ただ残念ながら先ほど言ったように、ハズレもあるのがキャンプ用品です。
どんなに高額な商品だとしてもハズレに当たることは稀にありますので、浮かれて購入すると痛い目に合うかもしれないと心得ておきましょう。
それでもコットは魅力的
3つの注意点と言いながら勢い余って4つ書き記してしまいましたが、ここまで読んできて「嫌なことばかり言うヤツだな~」って思われたんじゃないでしょうか?
でもですね…、今や何年もキャンプをしている人達でも持っているアイテムがコットなんですよ。(筆者も含めて)
一体ナゼそんなにも持っている人がいるのかと言うと…
結局のところ、気になって気になって仕方がないだけなんですよねw
まったく使わないような特殊過ぎるアイテムだったら持っている人も少なかったかもしれませんが、寝ない人はいませんし単純に睡眠のアップグレードアイテムと言われれば気になってしまうでしょう。
さらに見た目が悪ければ欲しいとも思わないでしょうけど、結構これがカッコいい見た目なので興味が湧いちゃいます。
長々と注意点を書き記してきましたが、なんだかんだ言ってもコットは魅力的なアイテムです。
何度も言うようにコットは絶対に必要という訳じゃありませんが、もっとグレードアップしたい人やワンランク上にステップアップしたい人にうってつけのアイテムでしょう。
以上で解説は終わりですが、購入して良かったと思うか失敗したと思うかは読まれているあなた次第ですw
だけど気になっているのであれば、一度は体験してみて欲しいアイテムですし購入されてみるのも良いんじゃないでしょうか。
ちなみに…、なるべくハズレを引きたくない方は評価の高い商品を選んだ方が失敗の確率も下がりますので、あまり冒険するような商品には手を伸ばさないようにすることをおすすめします。
※評価の高いコットを載せておきますので気になる方はどうぞ
(Helinox)ヘリノックス コットワン コンバーチブル |アウトドア アウトドア用品 アウトドアー 用品 アウトドアグッズ キャンプ キャンプ用品 |
以上で終わりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が参考になって楽しいキャンプをしていただければ幸いです。
おしまい👋