はじめましてぐぅーはんと申します。
この記事ではツーリングでキャンプもしたいけど、どんなことに注意してテントを用意すればいいのかわからない人や不安な人向けに解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
※多少おすすめのテントも掲載しておきます。気になる方は画像・商品名から商品ページに行けますので良かったらどうぞ。
※ちなみに筆者のバイク歴は20年以上です。
ツーリングキャンプでのテント選びの注意点
それでは、重要度が高い順に解説を始めていきますのでよろしくお願いいたします。
収納サイズ
ツーリングキャンプにおいては、そもそもの話…普段からバイクを持っていてツーリングに行ける人がプラスαでキャンプをしながら、一泊もしくは数日間かけてのツーリングがしたい場合が大半でしょう。
(キャンプがメインでツーリングがおまけな人もいるかもしれませんが…💦)
バイクでの移動では運べる荷物の大きさに限りがあり、積載ギリギリまでにしてしまうと運転に支障が出てしまいます。
せっかくの楽しみにしていたツーリングキャンプが不快なものにならないようにする為には、収納サイズが一番の最重要ポイントです。
バイクでのツーリングを行う場合、テントの収納サイズだけでなく積載量を考えて極力最小限の荷物にすることをおすすめします。
バンドック ソロドーム1重量
重量も先ほどの収納サイズと同じく運転に支障が出てしまう要因なので、バイク初心者や運転が未熟な人ほど気にしてほしいポイントです。
バイク(自動二輪車)は基本的に、ひとりの人間が移動するための設計になっていることから二人乗りや荷物の積載などは、おまけ的なオプション要素でしかありません。
そのことから四輪の普通自動車などとは違い、バイクは車体や車重の値が小さく多少の重量でも運転に影響が出てしまいますので、ひとり(軽装)の時とは加速や減速またはコーナリング(曲がること)に変化があり注意する必要があります。
たとえバイクに乗り慣れている方だとしても、快適にツーリングをすることを考えれば重量が少ないに越したことはないので、重量の重要性は高いです。
モンベル クロノスドーム2型設営の仕組み(組み立て方)
上記の2項目まではバイクでの移動に関してでしたが、ここからの2項目はキャンプ自体の注意点です。
テントを設営(組み立て)することに慣れている方で、どんなテントでもスピーディーに組み立てられ苦でなければいいのですが、ツーリング後の疲労している状態でのテント設営は結構カラダや精神的にこたえます。
そのことから組み立てがなるべく難しくなく、設営の時間がかからないものを選んだ方が良いでしょう。
テントの設営に長時間かかってしまうとツーリングや食事など様々な時間に影響するので、設営時間は…かなり重要度の高い注意点です。
おすすめはティピー型のテントか、ポール(テントの骨組み部分)の本数が比較的に少ない(2~3本くらいがベスト)ドーム型のテントが簡単な部類ですので参考にしてみてください。
コールマン ツーリングエクスカーションティピー2室内スペース
ツーリングキャンプですとヘルメットやブーツなどの装備が多いことから、最小限にしてもかなりの量の荷物になります。
室内スペースも普通自動車と違いバイクの場合、少しの荷物でもテント内に入れなくてはならない為、注意しておかなければいけないポイントです。
就寝する内室が広いものか、もしくは荷物の置ける前室があるタイプでスペースにゆとりのあるテントを選んだ方が良いでしょう。
最低限、脱いだ靴が置けるくらいの前室があるテントをおすすめしますし、1人用よりも2人用くらいのサイズのテントがおすすめです。
Whole Earth アーストリッパー 2.0耐久性
耐久性もバイクでのツーリングならではなのですが、積載量に限りがあることから荷物をぎゅうぎゅうに詰め込みがちになったり、走行中の転倒や立ちごけなどの衝撃で荷物に負荷がかかり壊してしまう可能性があります。
さすがにテントのシートが破けるといったことは、かなり派手に転んだり鋭利なもので引っ掛けでもしない限り大丈夫なのですが…ポールが折れたり割れたりすることは少なからずありますので注意しましょう。
耐久性は重要度的にそこまで気を付けなくても良いのですが、出来ればポールの素材がグラスファイバー(ガラス系)などの割れやすいものよりアルミニウム等の鉄製品を選ぶなど、少しだけでも気にかけてなるべくは丈夫なものを選択した方が良いです。
※鉄製品も絶対壊れないという訳では無いので、その点はご理解ください。
MSR ハバハバNXその他
上記5項目以外での注意点としては一般的なキャンプと同様に、なるべく雨や風に強いもの(耐水圧など信頼できるもの)を選んだ方が良いですし、焚き火や調理器具など火を使うようであれば難燃性があるテントの方が安心です。
ただし…大雨や強風などの悪天候であれば急遽ホテル等の宿泊施設を利用して非難した方が良いですし、火を使う場合はテントからじゅうぶん離れた場所で行うことで対策できますので、それなりの雨が防げる程度の耐水能力であれば特別問題は無いでしょう。
注意点でもうひとつ付け加えるとすれば、キャンプ地によっては地面が固すぎたりやわらかすぎたりする場所もあるので、テント設営に困難が生じる場合があります。
その対策としてはペグ(設営するための杭)に問題が無いかを調べてより良いものに交換するか、もしくは自立式のテントでどんなところでも設営できるものを選ぶなどすれば安心です。
事前にキャンプ地を調べるのも良い手段ですが、1ヶ所の目的地にしてしまうと臨機応変に対応が出来なくなってしまうので、調べる際は複数のキャンプ地をピックアップしておきましょう。
その他テントの品質や快適性・機能性など、ほかにも気になる点があるかもしれませんが…それは注意点では無くプラスαになりますので、あとは読まれているあなた自身の好みや追い求めてるものを選んでみてください。
ロゴス Tradcanvas リビングDUO-BAまとめ
まとめは以下の通りです。
- 収納サイズ ※大きいと運転の邪魔になるし、そもそもバイクに積めないかも。
- 重量 ※重いと運転に支障あり。
- 設営の仕組み ※体力面やメンタル面と時間に余裕がなくなる恐れ。
- 室内スペース ※荷物や装備を置ける場所が無いと窮屈もしくは野ざらし。
- 耐久性 ※テント損壊の恐れあり。(無茶な積載やアクシデントが無ければ問題なし)
- その他 ※悪天候やキャンプ地についての対策や対応。
解説は終わりになりますが、最後にアドバイスとして言うと…
欲張り過ぎず心配し過ぎずに余裕をもった積載と行動にしておけば失敗は少なくなりますので、テントを選ぶ際にも欲張ったり心配し過ぎずに適度なものを選択しましょう。
初めは食事を飲食店でとるなど無理な計画や行動をしないようにして、なるべく身軽な荷物でツーリングキャンプを楽しんでみることをおすすめします。
予算にしても…ほかに必要な道具や食事やガソリン代等さまざま必要になりますので、無理のない範囲でそろえてみてください。
加えて注意喚起としてゴミのポイ捨てや夜間での騒音など、キャンプ地での最低限のマナーくらいは守るようにしましょう。(読まれているあなたが、かっこいいライダー・キャンパーであってほしいので)
以上でおわりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
読まれているあなたがキャンプツーリングを存分に楽しんで頂けたら幸いです。