はじめましてぐぅーはんと申します。
この記事では「薪割り道具」を紹介していきますので購入時などの参考にしていただければ幸いです。
※評価の方法は使い勝手・安全性・持ち運びやすさの3つのポイントで解説していきます。
薪割り道具5種
それでは紹介していきますが、どれも一長一短がありますので「自分に合ったものはどれなんだろう?」といった感じで見ていってください。
斧(手斧)
・使い勝手 A
堅い薪や丸太でも問題なく割れて焚き付け用に細く割ることもできますし慣れてくればフェザースティック(削って毛羽立てさせること)もできるなど、一本あれば薪割りで困ることはない刃物です。
・安全性 C
振り下ろして使用することから取り扱いには知識や慣れも必要ですし、注意しないと大ケガをしてしまいます。初めての場合は使用方法をよく理解してから慎重に使ってください。
・持ち運び C
手斧だけであればBと言いたいところですが、斧を使う場合は必ず「薪割り台」(※下に敷く台)も要りますのでどうしても荷物は多めになります。
斧を楽天で探す※ちなみにフェザースティックは薪に着火しやすくするためのテクニックです。
※参考のために薪割り台のページも貼っておきました。
薪割り台を楽天で探すナイフ
・使い勝手 B
販売されている一般的なサイズの薪を割ったりフェザースティックを作るのに向いています。ただしやわらかい薪だけであれば全く問題ありませんが硬い薪には不向きですし斧のように丸太は割れません。
・安全性 B
シンプルな刃物なので危険はそれなりにありますが斧みたいに振り回す使い方をする必要が無いので安全性はBとしました。※ナイフの場合は薪に刃を当てて別の薪でナイフの背を叩いて割るバトニングという方法が一般的です。
・持ち運び A
様々なサイズがあることから絶対とは言えないですが基本的にはコンパクトですし重さもそれほど無いので、徒歩やバイクなどで移動される方でもジャマになることはないでしょう。
ナイフを楽天で探すナタ
東周作 最高級 黒打 腰鉈 両刃120mm白紙鋼 オイルステイン仕上げ 鞘付き( ナタ アウトドア キャンプ 林業 薪割り 枝払い 草払い 鉈 ) |
・使い勝手 A
斧とほぼ同じように使えますので使い勝手はAとしました。ただしナタはどちらかと言うと枝打ちなどがメインの刃物なので丸太を割るには不向きです。
・安全性 C
使い方も斧と同様に振り下ろして使用することから危険度は高く注意が必要になります。斧よりも刃の長さがあることから空振りの確率は低いかもしれませんが安全性はそれほど変わらないでしょう。
・持ち運び C
持ち運びにしても斧と同じく薪割り台が必要なので荷物量は多めになります。ちなみに薪割り台も軽量コンパクトなものもありますが斧やナタを使う場合はしっかりしたものじゃないと使いにくいです。
ナタを楽天で探す薪割り機
・使い勝手 B
刃の上に薪を置いて、その薪自体をハンマーで叩くだけなので初心者の方でも簡単に薪割りができます。とは言え、細かな作業が出来る訳では無いので使い勝手はBとしました。
・安全性 A
間違った使い方や余計なことでもしない限りケガをすることはまず無いでしょう。他の薪割り道具から比べれば圧倒的に安全ですし、非力だったり不器用な方でも安心して使えます。
・持ち運び C
形状や重さから自動車移動でしか持ち運びは出来ません。安全面や自動車移動でキャンプをすることを考えると子連れのファミリーキャンプには適しています。
薪割り機を楽天で探すクサビ
ハスクバーナ ねじれ型クサビ 577259201 (薪割り斧・大型ハンマー用) [Husqvarna H5772592-01 くさび 楔 薪] |
・使い勝手 B
刃を薪に当ててクサビの後ろをハンマーで叩くことで薪が割れます。ナイフと比べるとそこまで細かなことは出来ませんがナイフよりは多少硬かったり太かったりしても割ることが出来るでしょう。
・安全性 B
基本的には安全な部類ですが、ハンマーで叩く際に失敗して手を打ち付けたり手が滑って足に落としたりすると結構危険なので注意の意味も込めてBとしました。
・持ち運び B
サイズ的にはコンパクトでジャマになりませんが重さはそこそこありますので徒歩だとちょっと気になるかも知れません。
クサビを楽天で探す筆者からひと言
紹介してきたものを見てご自身に合ったものが見つけられたでしょうか?
一目惚れするくらい気になるものがあればメリット・デメリットなんて気にせず使ってみて良いと思いますが、なかなか決められないのであれば先にご自身の移動手段から考えてみてください。
自動車ならどれでも運べるので大丈夫ですが徒歩やバイクなどでキャンプをするならナイフかクサビが良いでしょう。
その次というか同時に考えておいた方が良いのは価格・予算です。
予算によって選択肢も絞れますので先に決めてみてください。
そして最後に決めるポイントはご自身のキャンプスタイルです。
例えばブッシュクラフトをしている人のようにマニアックなキャンプをするのであれば斧やナタは良い選択肢でしょうし、もっと気軽でカジュアルなスタイルであればナイフやクサビでも良いでしょう。
または友人達とのグループキャンプやファミリーキャンプがメインであれば薪割り機が最適かもしれません。
以上で終わりますが、最初の方で言ったようにどれも一長一短がありますので正解なんてものは無いですし、ご自身に合えばそれが一番良い選択でしょう。
この記事が参考になってキャンプで焚き火を存分に楽しんで頂けたら幸いです。
おしまい👋