はじめましてぐぅーはんと申します。
この記事は、「これからキャンプを始めたい!…けど準備とかどうしたらいいの?」といった初心者の方に向けて、無理のないキャンプの始め方や楽しみ方を解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品【L-Breath】キャンプの始め方・楽しみ方
それでは解説していきますが、まず初めに道具の準備では無く、実際のキャンプの楽しみ方から解説します。
キャンプの楽しみ方
これからキャンプを始めたい方や読まれているあなた自身、「キャンプに行ってパエリア作ってみたい」とか「大きなテントで家族や友人と過ごしたい」など、理想のキャンプ風景を思い描いては無いでしょうか?
理想や憧れ自体が悪いわけでは無いのですが…、正直に言って初めから理想ばかり追い求めてしまうと、楽しいどころか大変な思いや失敗するのがオチです。
ですので、初めは自身で可能な範囲から行い少しづつステップアップするようにしていくことをおすすめします。
ということで、簡単にできるキャンプの例をあげておきますので、ご自身で出来そうなところから始めてみてください。
DAYキャンプ
デイキャンプとカッコイイ言い回しですが、単純に日帰りのキャンプのことです。
テントを張って、ただ昼寝をしてくるだけでも良いですし、食事や焚き火をしてくるのも良いでしょう。
ちなみにキャンプで行うことは、「火を焚く・食べる・寝る」の三つのことしかありませんので、日帰りだとしてもやる事は同じです。
デイキャンプの場合、寝袋などの宿泊する装備が必要ないため、荷物を少なくできて気軽に行けます。
焚き火をしないキャンプ
言葉通り、焚き火をしないキャンプです。
焚き火はキャンプの醍醐味ではありますが…
焚き火をするには焚き火台・防炎シート・薪などの道具が必要になり、用意しなくてはならない物がたくさんあるので準備が大変になります。
もし調理やお湯を沸かしたいといった場合は、キャンプ用のガスバーナーや家庭用のカセットコンロなどを使い対応するなどして、焚き火の道具や作業を無くした無理のないキャンプをしてみましょう。
調理をしないキャンプ
こちらも言葉通り、調理をしないキャンプになります。
キャンプでの調理は家のキッチンとは違い、思い通りにいかないことがたくさんあって難易度が高いです。
加えて、調理道具がそれなりに必要ですので焚き火と同様に準備が大変になります。
おにぎりや総菜などの調理済みのものを持って行き、面倒の無い食事にすることで無理のないキャンプにしましょう。
といった感じなのですが、単純に何かしら「やらない」ことによって難易度を下げるようにすれば、準備する道具や失敗を減らすことが出来ますので、ぜひ無理のないキャンプから始めて楽しんでみてください。
※以下のことが基本的にキャンプでやる事です。
- キャンプ道具を用意する(テント・寝袋・焚き火台など)
- キャンプ地を決める(予約が必要なキャンプ場もあります)
- キャンプ地へ行く(注意※移動手段を考えて荷物を準備)
- 設営(テントを張ったり、イスやテーブルなどセッティング)
- 火を焚く(焚き火をする際は、ルールやモラルを守りましょう)
- 調理・食事(キャンプ場では他者の迷惑にならないよう早めに)
- 就寝(食事と同様で迷惑にならないよう音や光に注意)
- 撤収(キャンプ場によってチェックアウト時間があります)
上記以外では…昼寝や読書、早めに起きて朝ごはんやコーヒーを飲むなど、好きなように過ごしてみてください。(ルールやモラルの範囲の中で)
キャンプ道具の準備
それでは次にキャンプ道具の準備について解説しますが、上記のキャンプの楽しみ方も踏まえてこちらも初めから無理をしないようにアドバイスしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
テント
Whole Earth アーストリッパー 2.0一番目に、テント選びの注意点として解説します。
テントを選ぶだけでもワクワクしてきますが、浮かれて手に負えないものを選ばないように気を付けてください。
初めてテントを購入される方で一番気を付けて見て欲しいところは、組み立てです。
大きいサイズや複雑な構造のテントを選んでしまうと、キャンプに行ってからテントの設営に苦労してしまい、大変な思いをする可能性が高いでしょう。
初めてのテントを選ぶ際は、なるべく組み立てが簡単なものを探してみてください。
シュラフ
コールマン パフォーマー3C5シュラフとは寝袋(袋状の布団)のことです。
キャンプ用の寝具で、野外のテント泊や車中泊にとても役立つアイテムとなります。
ただし、ここで上記で述べたキャンプの楽しみ方から考えてほしいのですが…
初めはデイキャンプからしてみようと考えているのであれば必要ないですし、気温が高い真夏のキャンプをするのであればタオルケットや薄手の毛布等でじゅうぶんです。
重要度の高いアイテムではありますが、実際に行うキャンプで必要性が無ければいらないので、状況に合わせて準備しましょう。
イス・テーブル
ヘリノックス チェアトゥーホーム次にイスとテーブルですが、こちらは人数や使い方に合わせて準備しましょう。
4~5人以上の場合、大きいサイズで一般的な高さのテーブルや、イスも同様に一般的な高さのものを選んでいただいてまったく問題ありませんが…
1人や2~3人の場合、テーブルが大きいと手が届かないなどで余計な動作が多くなったりスペースの邪魔になったりしますので、使うときのことをよく考えて選んでみてください。
使い方でも、レジャーシートを使う地べたスタイルや高さの低いロースタイルなど、ご自身のキャンプシーンに合わせたものを準備しましょう。
クーラーボックス
イグルー BMX 25クーラーボックスは、食品を持っていく場合には必ず無くてはならないアイテムです。
食事を別で済ませるのであればいらないかもしれませんが、ジュースやお酒などの飲み物だけでも保冷しておけるので、あれば助かるアイテムになります。
食品を食べきれずに残す場合は、動物が近寄らないように必ず密閉できるハードタイプのクーラーボックスにした方が良いでしょう。
逆にデイキャンプなどで食材を残さないのであれば、簡易的なソフトタイプのクーラーボックスでもOKです。(真夏での使用は、どちらにしても性能を確かめてください)
ハード・ソフトタイプのほか、サイズも無駄に大きすぎるものにしないなど、ご自身に合ったものを準備してみてください。(参考として、1人あたり15ℓくらいが推奨値らしいです)
焚き火台
スノーピーク 焚火台L焚き火がしたい方は、必ず持っていなければならないアイテム焚き火台を解説します。
現在、各地のキャンプ地で問題になっていますが…直火での焚き火で芝を焦がしたり後始末が悪かったりと、迷惑行為が増えたことから直火禁止のところが多くなりました。
ですので、焚き火をする際はマナーを守り、焚き火台・防炎シートを使って行うようにしましょう。
初めて焚き火台を購入される方への注意点として、小さすぎる焚き火台はNGです。市販の薪が入る大きさの焚き火台にした方が楽ですし使い勝手も良いので、ある程度大きいサイズの焚き火台をおすすめします。(更に折り畳みなど、コンパクト収納であれば持ち運びにもGoodです)
最初は焚き火をしないキャンプから始めるなどして、余裕が出来てから始めても遅くは無いので慌てずにゆっくりと探してみてください。
その他
ジェントス LEDランタン EX-1300Dその他の準備については…宿泊するのであればランタンが必要ですし、枕が無いと寝れない方は用意しましょう。
調理やお湯を沸かしたい場合は、ガスバーナーやカセットコンロがおすすめです。
調理器具については、ケトルや直火で使える鍋やフライパンなどありますが、必要に応じてなるべく余計なものを持っていかないようにして、まな板はシート状のものを使うなど荷物にならないように工夫しましょう。
食器類もシェラカップなど様々ありますが、飲み物は缶のままで飲めばカップがいらないですし、紙皿や割りばしなどを使えば食事も出来ますので、後々の必要性や好みに合わせてゆっくり準備してみてください。
イワタニ ガスバーナー FW-FS01準備についての解説は以上ですが、キャンプ道具を買いそろえるときの注意点を言うと…
理想を追い求め過ぎて初めからすべての道具を準備するよりも、最初はテント・寝袋とクーラーボックスだけといった感じで最低限の装備から始めて、後にやってみたいことや必要性に合わせて用意する方が自分に合った道具を手にすることが出来るでしょう。
べつに冒険心や心配症などで初めからいろいろと買いそろえても良いのですが、「失敗も楽しめる人」以外の方は無理をせず徐々に増やしていくことをおすすめします。
アウトドア用品【L-Breath】楽しみ方の補足
最後に解説の途中でも言いましたが、そもそもの話キャンプとは…普段の生活から離れて自然の中で生活することが目的ですので、キャンプですることは「火を焚く・食べる・寝る」の3つのことしかありません。
ただし、その3つの中でゆっくりと過ごしたいのか?アクティブに過ごしたいのか?は人それぞれですので、楽しみ方も人それぞれになります。
ゆっくりと過ごしたい方は、調理済みの食品や簡単なバーベキューなどで食事をされた方が良いですし、焚き火も市販の薪を使うなどして面倒なことをしないようにすれば良いでしょう。
アクティブに過ごしたい方は、枝葉を拾いバトニングや難易度の高い火おこしなどサバイバル系の焚き火にチャレンジしたり、少し凝った調理で豪勢なキャンプ飯にチャレンジしてみるなど、失敗も含め楽しんでみてください。
バイクでのツーリングや川で釣りなど、他のことに合わせてキャンプするのも良い方法です。
どんなキャンプにするかは自分次第ですので、周りを気にせず自由なスタイルで行うことをおすすめします。
まとめ
まとめは以下の通りです。
キャンプの楽しみ方(※無理をせずに楽しむ方法)
- DAYキャンプ ⇒ 泊まらないので、宿泊の道具や心配がいらない
- 焚き火をしないキャンプ ⇒ 火を焚かないので、焚き火の準備が必要無い
- 調理をしないキャンプ ⇒ 料理を作らないので、調理の準備や失敗が無い
やる事を減らすことで、楽なキャンプから始めましょう。
キャンプ道具の準備(※失敗しない為の注意点)
- テント ⇒ 組み立てに不安なものは要注意(※大きさなど)
- シュラフ ⇒ キャンプの状況に合わせて準備(※必要が無い場合もあり)
- イス・テーブル ⇒ 人数や使い方を考えて用意(※地べたであればイス無しなど)
- クーラーボックス ⇒ 人数・使う状況に合わせて材質・容量を決める
- 焚き火台 ⇒ 使うときのことを考え、小さ過ぎるサイズには注意
- その他 ⇒ ランタン・ガスバーナー等、必要に応じて用意
キャンプ道具は様々ありますが、最低限必要なものから徐々に準備するのがおすすめ。
- キャンプですることは「火を焚く・食べる・寝る」の3つ
- ゆっくりと過ごしたい方は、なるべく簡単になるようにやる事を減らす。
- アクティブに過ごしたい方は、失敗も含めて難易度が高いものにチャレンジ。
周りを気にせず自由なスタイルでキャンプをしてみてください。(※マナーには注意して)
以上で終わりですが、最初から大変な思いをしてしまうと「二度とやりたくない」なんてことにもなりかねませんので、まずは今回紹介したような簡単なキャンプから始めてみて、二回目・三回目とステップアップしながら楽しんで頂ければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわりで~す。
アウトドア用品【L-Breath】